【蛇口の水漏れ】洗面蛇口 各務原市

【2018年11月28日】
各務原市のお客様より、洗面化粧台の蛇口から水漏れしているとのご依頼をいただきました。お客様のご希望で蛇口本体の交換をさせて頂くこととなりました。その時の施工事例になります。蛇口の水漏れ修理のご依頼をありがとうございました。


洗面蛇口 バケツに水が溜まる
※ 洗面のシャワー付き混合栓           ※ 水受けトレイにたまった水 

① 【状況確認】
詳しくお話をお聞きすると、2週間ほど前より洗面下キャビネットに設置してあるバケツに水が溜まってしまうとのことでした。見させていただくと確かにバケツに水が溜まっています。

このバケツは水受けトレイと言い、シャワーホース付きの蛇口に設置してあります。
通常の使用ではほとんど水が溜まることがないのですが、何らかの原因で水漏れが起きた時に、キャビネット内に水がいかないようにこのトレイが設置してあります。

水漏れ箇所
※ ホースの途中から水漏れ
シャワーホースを伸ばして水漏れ箇所の確認をしてみると、どんどんと水が漏れてきてるのがわかります。下のトレイにたまっていた水はこの水漏れがつたっていたというわけです。
今回のケースでは、シャワーホースの途中で亀裂が入っており、蛇口をひねると30秒ほどで水受けトイレの半分くらいまで水が溜まってしまいます。

お客様にもしっかりとご説明し、ご納得頂けたようです。これで水漏れ箇所と原因の特定はできました。次は補修部品の取り寄せのために部品を調べていきます。


MYM品番
※ 蛇口の根本に貼られている品番シール

② 【状況説明・品番確認】
蛇口の品番は FA247HGLと記載されています。
このFAから始まる品番はKVK(旧MYM)というメーカーの品番になります。この旧MYMの詳細は下の方に記載しておきます。

洗面化粧台はパナソニックでしたので、OEMで作られている特注の蛇口になります。

お客様のご希望により、蛇口本体の交換となりました。
TOTO・INAXなど様々なメーカのカタログをみて頂きお客様がお選びになったのが、TOTOのTL362E1S品番の蛇口となりました。。

蛇口取り寄せのため明日の作業となります。


新しい蛇口
※ TOTOの新しい蛇口

③ 【交換作業開始】
新しく届いた蛇口を開封してお客様に確認して頂き、高さや使い勝手などを再度確認していきます。


ナットを外す ナットを緩める
※ 水側のナットを緩めて外します。         ※ お湯側のナットを緩めて外します。

既設の蛇口を取り外していきます。
本体と給水管接続部のナットをモンキーを使って緩めて外します。お湯と水の管の2本がありますので、それぞれに外す必要があります。


外した蛇口 外した蛇口ホース
※ 取り外した蛇口の本体             ※ 取り外した蛇口のホース側

画像の説明 立て水栓レンチ
※ 取り外した水受けトレイ            ※ 取り外しに便利な立て水栓レンチ

本体の真裏(真下)にもナットがあるため立て水栓レンチという専用工具を使って外します。この工具が無くても外すことは可能ですが、かなり狭く、作業しにくいためこの工具があると作業がスムーズにいきます。また、ナットがサビていたりすると、狭い場所では力も入れにくく時間がかかることがあります。

このナットと、給水部のナットを外すことができれば、上から引き抜くように簡単に本体を取り外すことができます。


外した後 洗面台 外した後 洗面下
※ 蛇口を取り外した状態の洗面台          ※ 蛇口を取り外した状態のキャビネット内

蛇口を取り外した状態の洗面台の取付穴には水垢による汚れが付着していますが、この部分にシール状のものを付けますので、きれいに掃除して拭き取ります。


本体取付 シャワーホース取付
※ 本体を穴に入れます              ※ 給水部を接続します
給水管接続 本体の真裏(真下)
※ 水漏れがないかしっかりと確認          ※ 本体を真下からみたところ

次にいよいよ新しい蛇口を取付していきます。洗面台の取付穴に蛇口とシャワーを差し込み、真裏(真下)からナットでしっかりと締め付けます。
給水・給湯管ともナットで接続して、最後に水漏れ等の問題がないか時間をかけてしっかりと確認します。問題がなければこれで蛇口交換の作業完了です。


新しくなった蛇口

④ 【作業完了】
作業後は水漏れなどの不具合がないかをしっかりとチェックして作業完了となります。新しくなった蛇口をお客様にみて頂き、使い勝手などをみて頂きます。
お客さまも蛇口が新しくなり、水漏れの心配もなくなって大変喜んでいただけました。

台所の蛇口からも水が漏れており、そちらの修理のご依頼を追加で頂きました。その詳細も後日施工事例として紹介させていただきます。

この度は蛇口の水漏れのご依頼を頂きありがとうございました。またよろしくお願いいたします。

KVKとMYMについて

MYM(株式会社喜多村合金製作所)は平成20年2月に事業撤退した水栓金具メーカーです。
当然のことながら、アフターサービスや補修部品の需要はこれからもありますので、同業の水栓金具メーカーの株式会社KVK にアフターサービスや部品供給事業が譲渡されています。しかし、MYM製品の部品は、KVK社が追加製造していませんので補修部品の在庫が無くなり次第、修理ができなくなります。

MYM製品を修理業者に修理をお願いすると、数年しか使用してないのに蛇口本体の交換を言われることが多いです。その理由は、もしも、部品を交換して数ヶ月しか経過してないのに、違う箇所に不具合が起きた時に補修部品がないと言うことがありえますので、未然にトラブルを防ぐ為にも本体交換をおススメするのが一般的です。

中部水道サービスでは、各務原市で蛇口の水漏れ修理のプロとして、「蛇口の水が止まらない!」や「シャワーから水が漏れてくる!」、「蛇口を新しく交換したい」など、お客様の急な蛇口のトラブルにも迅速に対応できるように努めております!

出来る限り分かりやすくお客様へ症状のご説明をさせて頂き、お客様が満足して頂けるように全てのスタッフが専門の知識を持っております。

そして、各務原市への出張・見積もりは全て無料で対応させて頂いておりますので、蛇口のトラブルで何かお困りごとがある時は、24時間年中無休でお電話は繋がりますので、いつでも0120-456-575まで、お気軽にご相談・お問い合わせ下さい。